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においとの戯れ

お香の香り
そう、お寺のお線香の香りが好き
昨日、お部屋で焚いたお香
つんと、頭の心まで届くにおい
今朝、その残りの灰を嗅ぐ
つんとくる匂い
何だかおかしな気持ちになっていく匂い
わたしのこころが波立つ、そんな感覚

もっともっと、もっと
わたしのこころを気持ちよくさせて
また今日も、その匂いに抱かれてしまう
わたしのこころが、ぼろぼろになるまで



 わたしの好きな匂いに、お寺のお線香のにおいがあります。
 京の古いお寺を歩いているときに、あるお寺でたかれていたお線香の匂いに、何だかこころが安らぐ気持ちになりました。その帰り道、お線香を求めて部屋で焚くようになりました。
 先日、あたらしいお香を買ってきました。それまでは、白檀とか菫とかの自然のお香を焚いていたのですが、たまにはと思って意図的な香りのお香を求めました。
 狭い部屋に充満するにおいは、これがまた、においが強すぎて、鼻や喉が痛くなってしまうくらいだったのですが、しばらく後で、灰の付いた指のにおいを嗅ぐと、頭の真に届くつんとする香りとともに、頭のなかが少し酔ったような感覚に襲われました。

 それから1日経ち、部屋の匂いも、灰の匂いも薄らいできたようです。
 昨日の匂いは、普段張りつめている気持ちが解放される感覚がありました。この感覚が好きです。しかし、それと一緒に、なんとなくこころがざわめくような、波立つような感覚にも襲われました。特に、灰の匂いを嗅いだときの感覚はそうでした。
 そう、何となく切ないというか、こころが締め付けられるような。
 この匂いがどうしても気になってしまいます。
 もっともっと、切なくなりたい、もっともっとこころを締め付けられたい。

 そう、普段の私が仕事のなかや人とのなかで感じる緊張感や、そこで感じる様々な気持ちとは異なった感覚。解放された気持ちのなかに、構えを解いた気持ちのなかに、ジワジワと染みいってくるこの感覚。
 “せつないきもち”がふくらんでいく感覚。
 わたしのマゾの部分が共感しているのでしょうか。

 そうして、お香にこれまで求めてきた安らぎの気持ちとは別に、これまで抱いていなかった卑猥な感覚をお香に求めようとしています。
 できることなら、この匂いの充満するなかでプレイしてみたい。
 どこまで耐えられるのだろうか。正常な感覚が薄らぐなかで、どこまでも耐えてしまうのだろうか。この匂いのなか、からだの感覚がなくなるまで責められたい。いつまでも、いつまでもそのなかに身を置いていたい。“まだひきかえせる”感覚もわからないまま、わたしのからだの悲鳴もわからないまま、匂いに煽り立てられたわたしのこころは、いつまでもいつまでも、せつない気持ちに浸っているのだろう。

 きっと、わたしのこころがぼろぼろになってしまったことも気づかないまま。

 (2002.02)
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プロフィール

あすか

Author:あすか
あすかの過去と今を見つめてます
2014年の夏に初めてのドライオガズムを体験したことをきっかけに、十年以上前の記憶に触れてしまい、押さえきれなくなり、ちょこっと引っ張り出したことがこのブログのきっかけです
時と場所を超えては、以前の記憶の中に刻まれたタイトルなの
いまは、ドライの体験以来、自身の女子化を進めてしまっております

内容は、わたしの性性格(自己女性化愛好症でマゾ)・・・を元にマゾな女子として自らの手だったりで行っている行為なども書いていますので、青少年の皆さん、また、女子化や、マゾ的世界がお嫌いな方は、お入りになられませぬように・・・

「きおく」以下のカテゴリは、私が過去に「時と場所を超えて」と題したHPに掲載していたものを転載しております
ある意味、「原点」に当たる部分です

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